国内一貫生産の大東カカオだからこそ
カカオ豆からチョコレートまでの製造工程を知ることができます。

私は現在、中井工場の製造一課に所属しており、チョコレートの原料となるカカオマスの製造を担当しています。主な業務としてはカカオ豆の受け入れから、大東カカオの強みである3種類のロースターを使い分け、カカオ豆の皮がついた状態で焙煎する「ビンズロースト」と、カカオ豆の皮を取り除いた状態で焙煎する「ニブロースト」の2つの焙煎方法で製造を行っています。

直接熱風型と間接熱風型の2種類があるビンズローストでは、主にフレーバー系と呼ばれるエクアドル豆やナッツ系のベネズエラ豆などを取り扱い、香り、風味を生かしたフローラルなカカオマスなど、産地の特色を生かしたローストができます。
ニブローストでは主にベース系と呼ばれるガーナ豆などを取り扱い、特徴の異なる2種類のニブロースターで、力強くすっきりとしたロースト感と香りが引き立つソフトなロースト感でローストができます。

私はチョコレートを食べることが好きで、自分でチョコレート製造をしてみたいと思い、当社に入社しました。製造現場で働くことは自分の目で直接製造工程を見ることができ、どのような設備でカカオマスが完成するのかを知る事や、豆の産地ごとのローストの香りを感じる事ができるので、日々やりがいを感じています。