健康経営
大東カカオにとって、社員は最大の財産であり、社員と家族の心身の健康を維持・増進することは、企業経営における重要な「投資」であるとの認識に立ち、2019年12月に「健康経営宣言」を制定しました。
社員とその家族を会社規模の大きな家族と捉え、一人ひとりが自らの健康意識を高め、心と体の健康づくりに主体的に取り組むことを促し、それを強力に支援していきます。特に、生活習慣病の予防とメンタルヘルスの維持・向上に力点を置き、多面的な施策を展開していきます。
社員の心と体の健康は本人や家族の幸せの基盤であるとともに、会社の活力の源です。私たちは、「社員一人ひとりが元気で活き活きと働いている会社」を目指し、社員とその家族の健康の維持・増進を推進いたします。大東カカオは健康経営を通じて、一層の企業価値の向上とともに社会に貢献していくことをここに宣言いたします。
大東カカオ株式会社
代表取締役社長 竹内 成行
大東カカオの健康経営は、健康経営宣言のもとで、全社一丸となって取り組みを進めています。
(推進体制イメージ)
〇取締役会
「健康経営宣言」の制定および健康に関する目標の設定と進捗報告を受けての舵取り
〇執行役員
取締役会で制定する宣言および健康に関する目標と施策の従業員への浸透、および各種施策の促進
〇健康経営事務局
各種施策の企画、実行、効果検証、改善を推進し、取締役会に報告
・産業医、各委員会、健康保険組合、健診機関等と連携・協働を図る
♢倫理・人材委員会
社内倫理体制の総括管理および企業倫理、労使関係、就業諸規則、福利厚生等に関する施策・措置、基準の審議を行う
(隔月1回開催、各職場の労使代表者が委員として出席)
♢安全衛生(防災)委員会
労働安全衛生に関するマネジメント体制として、従業員の安全確保や安心・快適に働くことができる職場の形成に向けた審議を行う
(各事業場にて月1回開催、各職場の労使代表者が委員として出席)
健康経営戦略マップを導入し、大東カカオの健康経営への取り組みを「見える化」しています。
健康経営戦略マップで「見える化」した重点課題を「健康経営目標指標」として設定し、PDCAサイクルを回すことで課題を解決します。
重点課題 | 目標項目 | 2020年度 実績 |
2021年度 実績 |
2022年度 実績 |
2023年度 実績 |
2024年度 目標 |
---|---|---|---|---|---|---|
生活習慣病予防 | BMI適正者比率の向上 (BMI18.5以上~25未満) |
62.7% | 60.6% | 61.4% | 62.1% | 65.0% |
喫煙率低下 | 28.9% | 28.0% | 24.3% | 24.5% | 22.0% | |
メンタルヘルス 維持・向上 |
ストレスチェック 高ストレス者率低下 |
13.9% | 19.4% | 17.8% | 12.6% | 13.5% |
働きがいを感じる社員の割合増加※ | - | - | - | 52.3% | 55.0% |
※「働きがいを感じる社員の割合」は2023年度に全社に対しエンゲージメント調査を実施し、この結果に基づき、2024年度の目標を55.0%に設定しました。(2024年度実績 58.4%となり、目標達成)
なお、2023年度ストレスチェック(新職業性ストレス簡易調査票標準80項目版の内容を含む)でのワーク・エンゲイジメントの実績値は、2.4点でした。
<参考>プレゼンティーイズムの測定
2024年度より、従業員エンゲージメント調査(対象者:出向者受入者含む正社員)にSPQ東大1項目版の設問を追加し、プレゼンティーイズムを測定しています。
2024年度実績値 80.2%(全社平均)
経済産業省および日本健康会議が共同で実施する健康経営優良法人認定制度において、
「健康経営優良法人2024 大規模法人部門」に認定されました。
当社は「健康経営優良法人」に2022年に初めて認定され、今回で3度目となります。